資格なんかいらない

先日、トリックアート美術館の館長さんと、お話させていただく機会があった。
自宅からわりと近く、スタッフ募集のツテに巡り合ったからだった。

「学芸員の資格を持っている人は、うちではわざと外すんだよ。資格は要らない。
プライドが高くて勘違いしているのが多い。
お客さんに対して、見せてやるよみたいな態度があったりね。
上に行けば行くほど、ちゃんとお客さんのことを考えている、でもそれはすごく上のほうの人だ。」

開口一番がそれであったが、私は、「おおお。」と、へんな感動を覚えてしまった。
「たとえば、仕事をするときに、美術館で働く人間と、コンビニで働く人間に対して、
お客さんの反応が違ってくる。
あれは不思議だ、同じ人間なのにね。
ほんとうに苦労した人間は他人にやさしい」

すっかり、「資格持ちは嫌われてるなぁ。これは落ちたな。まぁいいや、良い話も聞けたことだし」という気持ちでいたけれど
夕方になって、もういちど電話をいただいた。

ううむ。(~m~;)
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by miton_nakagawa | 2009-07-06 10:10