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シャガールとワイエス

先週、町田国際版画美術館で シャガールの銅版画挿絵「死せる魂」を見てきました。
(会期終了しています)
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シャガールは 幼少時 家に置いてあった美術全集に載っていた絵が一番強く残っています。人間みたいな牛の目、その印象が強くて どこか好きだったのでした。
あとは、深みのある赤と青...
銅版画はとても醜い表情が多くて、政治腐敗が主題のようでした。
ゴーゴリの日本語の本が置いてあったら良かったなぁ...と思いました。
帝政ロシアの豪華さを支えて、一生奴隷で終わった農奴もそうですが、死んだ者を買い取るという発想がキテました。
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青山ユニマット美術館の、アンドリューワイエスと、シャガールとエコールドパリコレクションを見てきました。
 シャガールのことはあまり詳しく知りませんでしたが、ユダヤ教と深い繋がりがあったこと、ゴーゴリの本にそえた挿絵版画とは また少し違った油絵を見ました。
 
 ワイエスのほうは、点数はそんなに多くはありませんでしたが、やっぱり良いなぁ...と。
リブロポート発刊の画集「クリスチーナの世界」を持っていますけれど、農場の建物とかペンキの剥げ具合が好き。
エコールドパリコレクションのほうでは、キスリングの小さな少女像にハマりました。緑の葉に囲まれた青い目がたまりまへん。
by miton_nakagawa | 2007-04-01 21:59 | おでかけ リゾート